長谷川代表は事業を通してどんな世界を創ろうとしているのですか。

　それはズバリ、エンターテイメンツ！今後、BtoCで行くのかBtoBになるのかは分からないです。でもどんな形であっても、自分たちと関わってくれた人たちに「楽しい」って感じて帰ってもらえるようなものを創りたいと思っています。

　して、スタンスとしては「攻める」。お客さんが来てくれるの待っていられないんです。最近は、こっちから行った方が速いんじゃないかと思っていて、自分からお客さんに関わるようにしています。そして将来は家庭にまで入ったサービスができるのではないかと思っています。

　あとは、オンリーワンな存在になっていきたいですね。丁寧なサービスや、清潔感のある店作りを最低限実現した上で、さらに芸人さんみたいに人を楽しませ喜ばすところまでやる。そんな事業をしていきたいです。

<h3自身の学生生活を振り返って、今の学生に「今の間にこれをすべし！」という事はありますか。

　4年間貫き通し、やりきるということですかね。内容よりも継続してやり抜く事が重要だと私は考えています。やり抜くことで、自分に自信をもってほしい。私は学生時代、部活しかしていませんでした。アイスホッケー部で。毎日勉強そっちのけでホッケー生活を送っていたんです。でもその結果は出て、4年生の時に上位リーグに昇格することができ、兵庫の国体選手にもなれました。

　僕は就活をしなかったんですけど、チームメイト皆の就職が決まった後、体育会系が何故就活で強いかについて、話し合ったことがあります。その時の答えが「やり抜いた」ことで得る自信、これを胸張って言えるかどうかと言うものだったと思います。

最後に学生へのメッセージをお願いします。

　「迷わず行けよ、行けばわかるさ」これはアントニオ猪木さんの言葉です。そして私が雑貨屋を始めた時に心に留めていた言葉でもあります。

　何かを始める時って凄く不安でたまらないんですけど、その結果に正解っていうのはあってないようなものなんですよ。だってどれが正解かなんて分からないじゃないですか。一歩踏み出して右か左か選ばないといけないとき、仮に右を選んだ結果が今だとして、「左を選んどけば良かった」って思っても、一歩戻って左はもう絶対選べないですからね。左に進んだ人生はわからない。そして多くの場合一歩目も踏み出せないことがあるんです。

　そういう場合は、考えすぎて動けていないか、または出来ない理由を探している時なんです。でも何もせず旧態依然としていては、変化は起きない。それなら取り敢えず動いて、それから考える。迷わず進めば、進んだ後に全てがわかるということです。まずはその一歩、それが大切だと思っています。

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