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【特別企画】藤井優輝&岡田元一 新旧代表者対談
- 2017/7/19
IWP徳島支部代表 藤井優輝のインドネシア留学と岡田元一新代表への引き継ぎを記念してお送りする特別企画、その2では藤井・岡田の新旧代表同士の対談記事を掲載します。
藤井現代表と岡田新代表の出会いはどのようなものだったのか、IWPは岡田新代表からどのように見えているのか、岡田新代表の教育に関する取組みとは何か、といったことが語られました。
(インタビュアー:IWP徳島支部スタッフ)
藤井と岡田代表の出会いもインターンシップ
藤井 岡田代表との出会いのきっかけを思い出していましたが、2年前に岡田代表が開催されたインターンシップですよね。懐かしいです。
岡田 そうだね。もう二年にもなるんだ。
藤井君が参加してくれたインターンシップが、僕たちが最初に開催したインターンシップだったよね。
藤井君も出会った時より随分成長したよね。共通の友人からの話や行動の仕方を見ていると、この2年間いろいろ積み重ねてきたんだなって思う。
僕らのインターンシップも藤井君が参加してくれてからすでに3回が終了したけど、藤井君はフル出場してくれているよね。
藤井
ありがとうございます。成長出来ていると良いのですが(笑)
インターンシップには毎年お邪魔させていただいています。毎年、個性の強いインターン生に出会えるので非常に楽しみにしています。今年も4回目のインターンシップが開催されるとのことですが、僕はインドネシアにいるので参加できなくて残念です。
岡田 そうだね。でも、インドネシアからSkypeで登場してよ(笑)
藤井 是非、お願いします(笑)
岡田代表と出会ってから何かとお会いする機会がありましたよね。
岡田 そうだね。青年会議所のメンバーと開催した「シンボルパーク」でも当日のお手伝いに来てくれていたし、アルバイト採用のイベントとかも一緒にやったよね。そして今回はIWP徳島だね。
藤井、岡田代表にとってIWP徳島とは。
岡田 IWP徳島をやってみて藤井君にとっての気づきはあったのかな。
藤井 たくさんありましたね。まず、インタビュアーとしては経営者の方々の20代のころの話や実際のビジネスで考えていることを知れたのが大きかったです。
インタビューさせていただいた経営者の方とは、以前から何度かお話するきっかけがありました。でも、改めてインタビューという形でお会いすると、それまで聞けなかったことが聞けました。全ての経営者が20代で何かに本気になって取り組んでいたように思いました。
その話を聞いて、この1年間僕もいろいろなことに挑戦してきました。
岡田 確かにインタビューだから聞けることってあるよね。経営者側もインタビューだから話す事もあると思うよ。他には何かあったかな。
藤井 二つ目はマネージメントの難しさですね。
IWPの運営期間中、どうやってインターン生を動かすかばかり考えていました。結果として、一番すべきであった後輩の育成が出来ませんでした。
岡田代表にご紹介いただいた経営者の下で勉強させていただいて、少しはマネージメントを知ることが出来ました。
結局、人を動かすのではなくて、自分がいかに動くかですね。自分の在り方を見直すきっかけになりました。
岡田 それは大きな気づきだよね。マネージメントって1日で出来ることではないし、経験できるかどうかも分からない。それを学生時代に経験できたという事が素晴らしいよね。
藤井 これからも挑戦していく必要があると感じました。
このたび、岡田代表にIWP徳島を引き継いでいただくのですが、岡田代表からIWPはどのように見えていますか。
岡田 IWP愛媛の石原代表ともお話して思ったけど、IWPは学生の成長を本当に大事にしている印象を受けたよ。
例えば、サイトに経営者だけでなく、インタビュアーの学生を掲載することで学生が大学時代に積み重ねたことを一覧に出来る。これは就職活動の時にすごい役に立つと思うよ。vグーグルでインターン生の名前を検索したら学生の情報がある。これって面接する前から面接官が学生のことを知れるってことだから、極端な話だけど学生の自己紹介とかいらなくなるよね。
藤井 そうですね。インターン先の大手企業の人事と話した時も、2次面接くらいまで選考を突破した学生をネット上で調べると言っていた方がいました。
では、IWP徳島に期待することはありますか。
岡田 学生の成長はもちろんだけど、学生に「徳島にもこんな面白い大人や経営者がいるんだ」と言うことに気付いてもらえると嬉しいね。面白い経営者に出会う事によって徳島を今まで以上に好きになってもらえると更に嬉しい。
自分の夢を持って一生懸命頑張っている経営者がいて、成長するためにインタビューしたい学生がいるわけで、この両者が出会うことで面白い化学反応が起きると良いよね。
藤井 僕も5年ほど徳島に住んでいますが、学生と経営者はもちろん社会人との出会いがないように思います。面白い挑戦をしている経営者とやる気のある学生の出会いは確かに新しい化学反応が起きそうですね。
岡田代表の人材育成と新展開
藤井 IWPが学生の成長を大切にしていると先ほど話して頂きましたが、岡田代表はインターンシップ以外にもいろいろな事業をされていますよね。僕の後輩から、岡田代表が塾を経営すると聞きましたが本当ですか。
岡田 そうだね。2018年の秋ぐらいを目途に考えているよ。
うちは教育ビジネスがメインなんだけど、大きく塾事業とインターンシップ事業の二つに分かれる予定でね。インターンシップ事業は藤井君が参加してくれた「短期インターンシップ」と「IWP徳島」がある。そして、塾事業には「在り方塾(仮)」と塾に併設された「勉強しても良いカフェ」があるんだよね。
塾事業は小中高を対象とした事業で、この塾は一般的な塾とは違うんだよ。一般的に塾の目的って、「勉強を教える」だったり「勉強の仕方を教える」ことだと思うんだけど、この在り方塾では勉強はもちろん、「そもそも何のために勉強するのか」というような勉強する目的を問うていくつもりだよ。そして、教室中で生徒同士や生徒・先生間でお互いの夢を応援し合う環境を創っていくんだ。
昔の「寺子屋」を想像してもらえるとわかりやすいかな。パーティションをなくしたりして、年齢の垣根を超えた交流を創ったりするよ。
藤井 確かに高校時代に勉強する目的まで考えている学生は少ないですよね。僕も良い香りのするシャンプーが創りたいというパッと浮かんだ理由で化学科に進学しましたから(笑)
では次に「勉強しても良いカフェ」とは何ですか。
岡田 シャンプーはシャンプーで面白いけどね(笑)
高校時代に出会える人の幅って決まっているし、その人たちが面白い道を提供してくれるとは限らないよね。
既存のカフェは勉強している学生に対して寛大ではないんだよね。実際、みなさんも勉強していて注意される学生を何度も見たことがあると思う。
一方で首都圏では自習スペースというのが充実しているんだけど、そういった環境をよりアップグレードさせた学びの場を徳島に創りたくて考えたのが「勉強しても良いカフェ」だよ。
藤井 確かに大手のカフェでは勉強禁止の張り紙がありますね。ちなみに、どの様にアップグレードされているのですか。
岡田 カフェの中で高校生のコミュニティを創るんだよ。そのコミュニティの中で相互に激励し合いながら夢の実現に向けて努力する。
この励まし合うという事がポイントでね。通常の自習室の様に個人戦ではなく、チーム戦に持ち込むことがアップグレードのポイントだよ。
藤井 人生にフォーカスした岡田代表らしいモデルですね。塾に通う学生が羨ましいです。
IWPは少しでも興味のある学生に挑戦してほしい。
藤井 教育事業を展開する岡田代表ですが、これからのIWPにはどんな学生に挑戦してほしいですか。
岡田 「経営者の話を聞きたい」「インタビュアーとして記事を書きたい」などどのような思いでも良いと思っているよ。
藤井 インターンシップに挑戦する学生にメッセージを頂けますか。
岡田 藤井君も初めに言っていたけど、20代をどう過ごすかは非常に重要だと私も考えているんだよ。
どんなことでも良いので挑戦して、学生時代の生きた証を残してほしい。そして、挑戦したいとの思いがある学生がいればぜひ挑戦してほしいね。
今、考え動くことが絶対に将来の自分のためになると思うよ。
藤井 岡田代表、ありがとうございました。
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