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石川 敦己 のプロフィール

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徳島大学 理工学部 機械科学コース
石川 敦己
(イシカワ アツキ)

生年月日:1997年7月23日生まれ
出身:香川県 観音寺市

プロフィール

幼少期は百科事典を肌身離さず持ち歩くような、とても好奇心旺盛な子供だった。中でも、動物と宇宙に関することには目がなく、特にシマウマの縞模様には強い関心を示していた。今でも一度興味を持てばとことんのめりこむ性格である。

高校で行った天文物理学の研究活動では、得られたデータから考察する過程や、難しい概念の説明を分かり易く表現しようと心掛けるようになった。そのおかげで、論理的思考能力やプレゼンテーション能力を向上させることができた。

新町カウントダウン

大学1年時に先輩の紹介で、“新町カウントダウン実行委員会”に参加した。このイベントは、年末に徳島市の中心市街地で行うカウントダウンイベントで、来場者数は毎年3000人を超える。イベントの目玉は年越しの瞬間に会場全体で行うバルーンリリース。2000個を超えるバルーンが同時に空に上がる様は圧巻である。

私はバルーンリリースを企画する班に所属し、2000個を超えるバルーンを「いかに時間内に膨らませ、お客さんに配り終えるか」を考えた。

その中で、自分たちで課題を発見しそれをチームで解決していく楽しさを知った。

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greenbird徳島チーム

新町カウントダウンで出会った仲間から紹介されたgreenbird徳島チームの活動は、私の中でも特に大きなものになっている。

greenbird徳島チームとは、”たのしみながらまち歩き、たのしみながらまちのおそうじ”をコンセプトに、月3回、大学生・高校生が主体となり、徳島駅周辺を掃除する団体である。また、徳島でお盆の時期に行われる阿波踊りでごみ分別の呼びかけを行うボランティアや、徳島県の上勝町に泊りがけで行うまちおこし事業も行っている。

掃除中に先輩と他愛もない話で盛り上がり地域活動に熱中していく中で、一見面白くなさそうで意味のなさそうなことでも自分たちの捉え方や活動に対する姿勢で、楽しさや学びを得ることができるということに気付いた。

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趣味

趣味は読書で小説をよく読んでいた。3年の夏に「ユダヤ人大富豪の教え」「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、「大学卒業後は就職するもの」という固定観念にとらわれていることに気付いた。それから大学卒業後の進路に就職以外の選択肢がないかと思い探し始めた。まず『自分はどうなりたいかのか』を探るために自己分析を行い、様々な経営者の本を読み漁るようになった。

そのなかで、自分の責任と判断で価値を生み出す働き方をしたいと考えるようになり、将来的に独立することも選択肢の一つとして考えるようになる。

まちを良くするインターンシップ

自己啓発本やビジネス書を読むにつれ、事業プランの作成を経験したいと思うようになり、3年生の2月に、有限会社三八主催の“まちを良くするインターンシップ”に参加した。

インターンの内容は5日間にわたって「町を良くする事業プランの作成」を行うというもので、4人1チームでプランを作成し、プランを練る際に「4人の心からやりたいプランを作る」という条件があげられた。最終日の5日目に、完成した事業プランのプレゼンを行うのだが、インターン開始から4日目の夜にして、チームメンバーの一人から「このプランは自分のやりたいものではない」という声が上がり、衝突が起こった。

それまでは、大きな衝突を嫌い「衝突は仲が悪くなるだけ」というイメージを持っていた。しかし、衝突したからこそ腹を割って話し合い、自分をさらけ出すことでお互いの気持ちを深く知ることができた。その結果、自分の成長のためにプランを作ることも相手に合わせてプラン作ることもなく、“自分たちのために”プランを作ることができた。

人と協力していく上では欠かせない“思いやりの心”を、本当の意味で持つことができたと感じている。この“思いやりの心”は、これからの人生でどのような道を歩もうとも最も大切にしたい価値観の1つになっている。

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まけまけいっぱいマッチング

将来独立するならば、リーダーの経験を積んでおきたいと考え、“まけまけいっぱいマッチング”というイベントの代表を務めた。このイベントは、greenbirdや新町カウントダウンのような、大学以外のフィールドで活動する学生団体を大学1年生に紹介するイベントである。

最初は「これまでに培った自分の力があればなんだって乗り越えられる」と思っていた。そのためか、仲間との意思疎通がうまくいかず、ビジョンも示せず、チームメンバーからの共感も得られないなど、数えきれない失敗に見舞われた。

しかし、これまで共に活動してきた大勢の仲間から支えてもらい、相手の立場になって考えることで、徐々に協力してくれる仲間も増え、最後は仲間と笑いあいながらイベントを終えることができた。

このイベントで、自分一人では何もできないことや仲間が何よりも大切ということに気付かされ、相手を思いやる気持ちの大切さも再度認識した。

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メッセージ

私は将来の選択肢として就職すること以外に独立することも視野に入れています。しかし、実際に独立している方が、周りにはいないので、生の声で実体験を聞いたことがほとんどありません。

そのため、IWPのインターンを通して、経営者の方々のエピソード、経営する上での苦労話やその乗り越え方、仕事のやりがいなどをうかがえたらとてもうれしいです。

また、記事にするうえでも、私が実際聞いたことを臨場感ある記事に仕上げるよう努力したいと思っています。よろしくお願いします。

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