INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック

株式会社GTラボ 代表インタビュー03

学生時代は挑戦し、自ら新しい道を切り開け。

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  • 2016/7/1

「自分から何かを発信する事で未来は開ける」
株式会社GTラボ
坂東 勇気 代表取締役

IT系エンジニアを目指す学生が今、すべきことは何でしょうか。

 「自分で最先端の技術を習得し、発信する」という事でしょうか。学校での授業が大切ではないと言うわけではありませんが、どんな技術も3年で陳腐化してしまうんです。だからIT業界に進む人は授業に頼らず、自分の力で最先端の技術を習得(input)する必要があるのです。そしてサービスを作り、発信(output)してほしいです。今はアプリやサービスを自分で好きに作り、簡単に公開できます。これは就活でも活きてきます。エンジニアの学生は何か資格を持っていたりサークル経験を語ったりするより、自分のサービスを持っている方が企業側のうけは良いです。モノがあると自分の力を証明する事が出来るからです。またもしアプリが当たってしまったら日商10万とか100万とかすぐにいってしまうので就職しなくても良いかもしれませんね。

 発信の方法としてハッカソンがあります。ハッカソンとは、一か所にエンジニアが集まってそこで開発をするって言うイベントです。徳島でもMashupAwardsと言うハッカソンがあります。これは若手が頑張れるような環境を作ると言う目的でリクルートが行っています。是非徳島の学生にも挑戦してもらいたいです。

 そして機械系エンジニアの学生も同じく「作って発信する」ことが必要です。最近はIoT(Internet of Things)というブームがあります。(IoTとは、あらゆる物がインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデル、またはそれを可能とする要素技術の総称。(デジタル大辞泉より引用))製品作成は大がかりな施設とお金が必要なので、プロトタイプを作ることをお勧めします。実は簡単なプロトタイプを作るツールって数千円で手に入るんです。だから簡単なロボットであれば自分で作れてしまいます。この間のMashupAwardsでも工学系の学生がIoTを使って賞を取っていました。弓道の弓にセンサーをつけ、弓を弾いて離すと力の強さをスマートフォンに送りゲームの中でその力通りに矢が飛ぶと言うものでした。この学生は賞金200万円位もらっていましたね。

 この様に自分で発信することで新しい道が開けるのだと私は信じています。

就職を控えたIT系の学生に一言お願いいたします。

 就活では一度東京に出てください。ITの中心は東京であり、『仕事』と『人』が違います。地方の仕事では企業(B to B)を対象としたビジネスがメインです。しかし、東京では一般消費者(B to C)を対象としたビジネスに挑戦できます。消費者向けのサービスの具体例としてはLINEやクックパットあとはGREEなどが挙げられます。次に人です。先ほど話したハッカソンも色々な企業が東京では年に何度も行っており、そこで出会えるエンジニアからは多くの刺激を受ける事が出来ます。お互いに高め合える環境が大切だと考えます。

会社概要

社名:株式会社GTラボ
代表名:坂東 勇気
住所:徳島県徳島市川内町平石住吉209−5 徳島健康科学総合センター3階 テクノモバイル同室
TEL:070-2664-4052
HP:http://www.gtlab.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/GTLabo/
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