INTERVIEW WITH PRESIDENT 公式フェイスブック

株式会社GTラボ 代表インタビュー01

徳島から日本を動かすIT企業とプロジェクト。

i-catch-gtlabo
  • 2016/7/1

「自分から何かを発信する事で未来は開ける」
株式会社GTラボ
坂東 勇気 代表取締役

テクノモバイルは何故(株)GTラボを設立したのですか。

 自社で企画してアプリ、サービスを売っていく必要があったからです。テクノモバイルは主に受託開発をしています。受託開発とは企業等から仕事をもらって開発する、という事です。例えばCMを打っているような求人サイトやチケット販売サイトを運営している企業が挙げられます。しかし、受託開発では「私たちが思ったと通りに開発出来ない」「企業からの発注が切れてしまうと自社の売り上げが立たない」という将来的に不安定な現状がありました。受託の不安定さを解消し、安定性を確保するために、自社でサービスを開発する(株)GTラボを設立しました。

GTラボではどういった事業を行っているのですか。

 設立当時、スマートフォンの広告メディア市場が好調だったので、その流れに乗じて広告メディアを作成しました。次はそこで得た収益を元にスマートフォンのアプリゲームを何本か作りましたね。ただ、スマートフォンのアプリ業界ってとてもスピードが速いんです。自社だけで企画から製作まで行う弊社には分が悪いので事業転換しました。今は『徳島の企業×ITによって世界で戦える事業を生み出す』ことに挑戦しています。その代表例が吉野川タクシーの近藤代表との共同事業である電脳交通です。

徳島の企業と協力して世界を目指すのですか。

 そうです。今、世界で流行しているUberやAirbnbと言うサービスも実は地方から始まっているんです。Uberは一般人が自家用車で他人を送迎するタクシーの様なサービスです。これは公共交通機関が十分に発達してない地方での移動を充実させるために生まれました。それが今では世界に広がり、5兆円規模の企業にまで発展しました。こういった地方から世界への流れは徳島からでも創れる、と考えました。

世界での活動と言えば坂東代表はCode for Tokushima(以下CTF)の代表もされていますね。具体的にはどう言った活動をされているのですか。

CFTは市民参加型のコミュニティ運営を通じて、地域の課題を解決するためのアイディアを考え、テクノロジーを活用して公共サービスの開発や運営を支援していく『シビック・テック』を推進する団体です(CFTのHPより引用)。昨年は阿波踊りのアプリを実証実験として提供し、今年はフリーペーパー『あわだま』を運営する猿楽社さんの協力を得て本サービスに向けて準備中です。この様にCFTは徳島が面白くなるサービスをどんどん作っていきたい、と考えています。

坂東代表の今後どのような世界を創りたいとお考えですか。

『私が定年まで徳島で働ける世界』を創りたいですね。現状ではIT系の仕事がほとんどないため、定年まで働けないと考えています。自分自身はGTラボでプロダクトを生み出すことと、CFTで徳島のITの底上げと事業のお手伝いができれば、と思っています。

会社概要

社名:株式会社GTラボ
代表名:坂東 勇気
住所:徳島県徳島市川内町平石住吉209−5 徳島健康科学総合センター3階 テクノモバイル同室
TEL:070-2664-4052
HP:http://www.gtlab.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/GTLabo/
ページ上部へ戻る